大前研一にこきおろされた 「そろそろ反撃」ドコモCM : J-CASTニュース
自分は、そのキャッチフレーズはともかくDoCoMo2.0という謳い文句を見た瞬間にドコモサヨウナラwwwと思ったんですが・・・。
まぁ、CMも見てないので、公式ページくらい見てから考えを纏めましょうか。
公式はこちら⇒http://docomo2.jp/top.html#start
はい、わけがわからないですね!
なんですか、この死ぬほど重いフラッシュはww
わざわざ端末の重さをサイト上で表現してくれなくてもいいのにwww
これが、DoCoMoの新しい体感型広告ってやつですね!!
たしかに素晴らしいクオリティーです。この時点で乗り換えはないなと思わせてくれます。これぞ最新の手法といえるでしょう。広告としては完全に失敗していると思われますが、確かに2.0をつけるだけのことはあります!
さて、肝心のメニューは上部にちっちゃく載ってる、
- MOVIE
- CHAREACTER
- LINE-UP
- SERVICE
- DOWNLOAD
だけw
そのうち、MOVIE、CHARACTERは端末購入の参考にならないと思われるので脳内削除すると、
- LINE-UP
- SERVICE
- DOWNLOAD
の3種のみ。
さらに、DOWNLOADを見てみたら現時点で
という痛々しいデータ2種類が、リリース“予定”となってるだけなのでなかったことにする。
結局、DoCoMo2.0のサイトから読み取れる内容は、
- LINE-UP = 端末904iシリーズの説明
- SERVICE = 対応サービスの紹介
以上。
さて、どんな端末なのか見てみましょうか。
LINE-UPをクリックすると再びとっても重いページが表示され、新端末の使い勝手の悪さをアピールしてくれます。自虐趣味があるのでしょうか?
端末の外形が表示され、L,Rのボタンをクリックするとくるくる回ります。最近では一般的な商品紹介の方法ですね。説明文は簡単なものだけ。他の端末、他のキャリアとの違いはさっぱりわかりません。2.0を名乗るくらいなら、何が変わったのか知りたいですよね???
そこで、気合を入れて「詳しくはこちら」をクリックしましょう!!
(゚д゚)!!
なんと普通のDoCoMoの公式ページに飛ばされました!
2.0はどこに逝っちゃったんですか!
つまり、初めからDoCoMoの2.0でないページから行けば無駄な時間とストレスとマシンパワーを消費しなくて済んだのです。
広告はその商品・サービスを具体的に伝えるためにあります。
この法則により、DoCoMo2.0=無駄という図式がなりたちます。たしかに分かりやすい。
いいですか?Webサイトっていうのは、訪問しなければ見られることがないのです。電源入れてれば嫌でも目に入るTV CMとはわけが違います。ユーザビリティは考慮しなければなりません。我慢して我慢して、ようやく辿りついた情報がこれです。DoCoMoの公式を普段から見ているユーザは重いメニューを辿って得られるものが何もないのです。
気を取り直して、SERVICEに移動してみましょうか。
そこにはズラズラっとサービス名が並びます。
- 2in1
- うた・ホーダイ
- 直感ゲーム
- DCMX
- ビデオクリップ
実はこのうち、直感ゲームは未対応機種があることが分かります。もっともモーションセンサーを搭載したゲームなんぞ外でやる気にはならないので、DoCoMoにとっては誤差なのでしょう。同感です。広報の方はわかってます。
うた・ホーダイは、対応サイトに定額支払うことでいくらでもダウンロード可能だそうです。登録していないサイトからダウンロードしようとしたらさらに定額料金を支払うことになります。この程度、他のキャリアなら大昔からできますね。DoCoMoさんはようやく対応ですか?
DCMXは携帯クレジットカードのようです。壊れたら怖いです。何が起こるかわかりません。
ビデオクリップは、どうでしょう?SoftBankはすでに提供していると思いましたが。
2in1はいいですね。端末が壊れたら二つの番号、アドレスが同時に吹っ飛びます。これは新しいです。素晴らしい。
きっと修理期間中は2台の非DoCoMo2.0端末を持たないといけないのでしょう。
と、ここまでがDoCoMo2.0のHPから読み取った第一印象です。
これ以上の詳しい内容を見ようとしたらDoCoMoのページに行ってしまうので今回の調査対象外ということで割愛します。
後、「夏2.0キャンペーン」ですか?
とりあえず、DoCoMo2.0のトップから飛べるので行ってみましょう。
長ったらしいフラッシュが終わったあと、説明が書いてあります。軽く流した後、衝撃の事実!
なんと、夏2.0キャンペーンは地域別にご提供!
地域格差社会を象徴するキャンペーンだったのです!
ちなみに中身は購入したりサービスに登録するとTシャツが貰えるとか抽選に参加できるとか、そういうものでした。
それって新しいんですか??
新しさを求めるなら・・・そうだな・・・
S○ftBankユーザ XX様へ
おめでとうございます!
D○CoMo2.0キャンペーン、ハワイ旅行の抽選に見事当選されました!
これを機会に是非、D○CoMoへご契約を!
by DoCoMo2.○
もちろんホテルには販売員が待っている。どう?
さて、そろそろ真面目に纏めますか。
Web2.0を始めて聞いたときは、技術は既存でも表現力が凄まじく新しいインターネットの幕開けを象徴するものでした。
それをもじったDoCoMo2.0を名乗る以上、ドコモユーザのコミュニティサイトができるとか、見ず知らずのDoCoMoユーザにコミュニティサイト内の日記の更新通知を送ることができるとか、半径50m以内にDoCoMoユーザが何人いるかわかるとか、その全員を強制的にチャットに招待できるとか、そのくらいのことはやってもらいたいですね。
もしかしたら、ブログパーツとやらで素晴らしいコミュニティが形成できるのかもしれません。期待は外れると思いますが。
さて、そろそろ自爆してもいいですか?: ボールチェアから眺める世界
(・∀・)イイ!!
**ところで**
ドコモ広報いわく
このCMに限ったことでなく、(批判する)皆様が、お感じいただいた通りに取っていただいて良いと思います
と公式のお墨付きのようなので徹底的にネタにしたいと思います、はい。
・・・どれだけマゾなんだよ・・・