hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

アップル、文化庁を斬って捨てる


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アップル、文化庁を激しく非難--「私的録音録画補償金制度は即時撤廃すべき」 - CNET Japan
これは・・・本当にアップルが出したものなのか?と疑いたくなるような激しいもの。
もともと、知的財産推進計画2006の一般意見として、政府のHPに公開された文章らしい。
一時話題になった「iPod課金」に対する反発か。日本はJASRACという特殊な団体が存在するため、私的録音に対してなんだかんだと制限が課される傾向にある。
この間も、JASRACApple間でトラブルがあったばかり。

JASRAC「とりあえずiTunes著作権料払えや。暫定の2億5000万でえぇ」
Apple「( ・∀・)っ[2億5000万]」
JASRAC「この2.5億は暫定なので決算書には載せません。裏金ウマスwww」
Apple「はぁ?うちはデジタル販売してるから店頭販売と違っていくらでも明細リスト出せるよ、コラ」

まぁ・・・この事件は朝日新聞が介入(?)したせいでわけがわからなくなって闇に葬られましたが・・・。


話を戻して。このままJASRACのデジタル配信業の成長が止まってしまう恐れもあり。
DRM(デジタル著作権管理)フリー対応のiTunesが提供されたばかりだけど、日本だけコピー不可のデータしか扱えなくなるとかこのままだと現実的にあり得る。JASRACが認可しないと販売できないとかなったら日本のインディシーンは絶滅する。
世界最大のデジタルコンテンツ配信企業として、Appleにはがんばってもらいたいところ。

文化庁著作権課に依る一方的な行政運営には理解不能である。著作権者団体の意見のみを汲取り消費者、機器メーカーの立場は無視し続けている。アップル社を私的録音録画小委員会から閉め出し、欠席裁判で物事も決める閉鎖的な体質を持つ文化庁の典型的な隠蔽体質を良く表している。

まぁ、↑みたいなことがあったら、このくらい言いたくなるわな。


なお、知的財産推進計画2007では、「デジタルコンテンツ流通促進法制の2年以内の整備」とやらが謳われている。どうなることやら・・・。