hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

アナログモノフォニックシンセサイザー KORG monologue

minilogueの弟分、去年の末にKORGからリリースされていたようです。
というか、minilogueの色違いだと勘違いしていて気づいていませんでした。

www.youtube.com

モノフォニックということで、ちょっと物足りないかも?と思いましたがデモ動画を見てそんなこと全く気にならなくなりました。単純にminilogueをモノフォニックにしたのではなく、異なる調整が施されているようです。
鍵盤は2オクターブですが、氏家氏の動画を見るとOCTAVEの切り替えがレバーで簡単に行えるため、それほど気にしなくてもよいように見えます。
www.youtube.com

サウンドもですが、シーケンサもかなり使いやすそう。ステップ入力ができる点が非常にいいです。

そういえば、Volca Kickっていうのも出てましたね。monologueと組み合わせた動画。このキックいいな。うーん・・・。
www.youtube.com

monologueの気になる価格は、実売で30000円を切るくらい。ACアダプターが別売りである点に注意が必要です。

minilogueは50000円くらいなので半額とまではいきませんが、手に取りやすい価格です。シンセの勉強にもよさそう。
置く場所があれば欲しいですね。動画だとそれほど感じないのですが、ちょっと奥行きがあるんですよね...

更新必須、Blender 2.78c バグフィックスリリース

Blender 2.78bにしてからMaterialをいじっているとよくクラッシュすると思っていましたが、今回のリリースで修正されたようです。
リリースノートの以下の項目が、それなのかな。

Fix crash with material preview and image sequences

www.blendernation.com


確かにバージョンを上げてからはクラッシュしなくなりました。数分に一回クラッシュしてたので^^;
色々とFixされていますが、レンダラ周りでバグが修正されているので、2.78bを使っている人は更新必須の内容です。

hellkite.hatenablog.com


それしても、最近Blenderの話題ばっかですね・・・。仕事が忙しくて帰宅後はBlenderしかいじっていないからですが・・・。

Blenderチュートリアル動画、Micropolygon Displacementがすごい

以前紹介したチュートリアル、Space VFX Elementsにいくつか追加コンテンツが出ています。これらのチュートリアル、非常に参考になるので未見の方・・・特にマテリアル周りをあまりいじったことのないなら新たな発見があると思います。
ざっと概要を紹介します。興味があったら是非再生してみてください。

Micropolygon Displacement Part 1
www.youtube.com

いわゆるTerrain、地形の生成について非常に参考になると思います。
まず、別アプリから出力したハイトマップとテクスチャを用いつつ、さらにディティールを加える方法。次にノイズを使用したプロシージャルな地形の作り方。プロシージャルの方は、10分程度でかなり満足のいく結果が得られるので驚きです。
こんなものが作れます。
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また、Generative ModelingやSurface Details from Imageは有料チュートリアルのSpace VFX Elementsからの抜粋のような内容になっています。

Micropolygon Displacement Part 2
www.youtube.com

こちらは、Depth Mapをどのように作成しオブジェクトに適応していくかが前半の主な内容になっています。マテリアルの可能性が広がります。

ひとつひとつは短いチュートリアルなので、少しずつつまみ食いするのもいいと思います。私もBlenderを操作しながら見ていますが、今後の作品の作り方が変わっていきそうです。

hellkite.hatenablog.com

このシリーズ、今回紹介したものの他にも、ボーナスとして少しずつ無料のチュートリアルが追加されているのでウォッチすることにしました。お勧めです。

Blender 2.78bリリース

~ 追記 ~
2.78bにはクラッシュを含む致命的なバグが含まれています。バグ修正版の2.78cがリリースされています。
hellkite.hatenablog.com
~ 追記終わり ~

Blender 2.78bがリリースされました。パフォーマンスリリースということで、気になるのはどのくらい速度が変わったかということ。
リリースノートを確認してみたところ、Cyclesに関して特に変更が入っているようです。そして、気になる一文が。

NVidia GTX 1060、1070、1080 GPUへの対応。

Dev:JA/Ref/Release Notes/2.78 - BlenderWiki

うちのPCはGTX1070を積んでるので、レンダリング時間変わるかも!?

ということでやってみました。題材は、例の地球のシーンです。下のリンクの一つめのシーンをレンダリングして2.78aと2.78bのレンダリング時間を計ってみました。
hellkite.hatenablog.com

結果、
2.78a
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2.78b
f:id:deis:20170213003301p:plain

…全然変わりませんね。GPUの負荷状況を見ていると30%くらいしか使っていないようだったので、もう少し早くなるかと思ったんですが。。シーンが単純だからというのはあるかもしれませんね。リリースノートを見るとヘアーレンダリングがスピードアップしたと記載されているので、レンダリングに関しては、それ以外はあまり変わっていないのかも?

と、ここまで書いて見るべきリリースノートを間違えていたことに気づく。
Dev:JA/Ref/Release Notes/2.78/Performance update - BlenderWiki

細かい改良が多数行われているという感じですね。ノイズや輝点が減ることが主な利点?パラメータの調整すれば、レンダリング時間も変わるかも知れません。

Blenderで地球を描いてみた(通算2回目)

最新のBlender 2.78a、Cyclesの実力!

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自分で作っておいてなんですが、レンダリング結果を見て「うおぉ!」となりました^^;

過去、2.4時代に作った記事がこちら。作り方まで書いていたみたいですね…。
hellkite.hatenablog.com

このレベルでも当時はかなりよくできたと思ったのですが、今回作成したものを見ると子供の玩具みたいです。。
ちなみに使ったテクスチャは当時とまったく同じです*1。作業時間は4時間くらい。作り方もほぼ同じでテクスチャ貼っただけです。ただ、レンダラがCyclesになっているのと、UnrealEngineのマテリアル本を読んだので、少しマテリアルノードを考えたりしたのが違います。ノードもちょっといじれるようになったので楽しいですね。雲は何層か重ねていて画像ではなくノイズから生成しています。

ちなみに、UnrealEngineのマテリアル本はこちらです。PBR(物理ベースレンダリング)なので考え方は似ていると思います。アイデアは応用できます。

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接近してレンダリング。思ったより耐えられます。

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過去に作ったときは、夜側は真っ黒でしたが今回は街の明かりをオーバーレイしました。

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アニメーション作りたいですねぇ。1枚レンダリングするのに1分くらいかかりますが…。

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背景が今のところ真っ黒なのでなんとかしたいですね。一応、全天の星空のテクスチャもあるんですが、Full HDで出そうとすると、ちょっと解像度が低いので。。

*1:リンクの過去記事にテクスチャの入手先が記載されています

thunderとlightningの意味の違い

絵本を読んでいたときに、稲妻って何?雷のことだよ。みたいな話を子供してたらニュアンスの違いが気になった。それらに相当する英単語といえばthunderとlightning。
ロングマン現代英英辞典を広げてみたら、こんな感じ。

lightning
a powerful flash of light in the sky caused by electricity and usually followed by thunder

thunder
the loud noise that you hear during a storm, usually after a flash of lightning

thunderbolt
a flash of LIGHTNING and noise of thunder together, which hits something

日本語にすると、
稲妻=lightning

雷鳴=thunder

雷電,落雷=thunderbolt

雷を伴う雨なんかは、こんな表現をするらしい。
rain with thunder and lightning

言葉って難しい。辞書に頼らないと間違ったことを言ってしまいそうだ。でも、こうやって調べてみると普段使わない言葉に出会ったりするから楽しい。今回だと雷電かな。雷鳴もあんまり使わないし。

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Reason 9を購入しました

正確には、使っていた作曲用ソフト、Reasonを最新版にアップデートしました。


最近は、Ableton Liveを使用してるんですが、作曲ペースを振り返ってみるとLiveに乗り換える前の方がリリースできていました。なので、Reasonに戻る決心をしました。まぁ、時期によって忙しさもあるので単純にツールのせいとは言えないのですが。ただ、Reasonを使っていたときは、ツールに振り回されている感が少なく、やりたいことが直感的にできていたことは事実です。

元々、Reasonから離れた理由は、シンセとの連携がしにくいというのが主な理由です。途中まで、外部連携はLive、ソフトウェアシンセ系はReasonをRewireしていましたが、さすがに面倒でLive一本にしていました。

hellkite.hatenablog.com

さて、Reasonに戻ったのはいいのですが、やはり音源としては外部シンセも混ぜて使いたいところ。しばらくReasonでソフトオンリーで作って感触を取り戻してからアップデートしようと思っていました。
が、Fantomの音源を聴いていたら、これで作りたい!と感じたのでぽちっとしてしまいました。

長い雑文を書いてしまいましたが、そういう理由でReason9を購入。Reason 6.5からのアップデートです。こんにちは、MIDIアウト。これから使うのが楽しみです。
思えば、Liveに移行した時期が悪かったんだよなぁ…。

hellkite.hatenablog.com

<後日談>
Reasonをアップデートした後に、Fantomと接続しようとしたらFantomがWindows 10未対応になっていて使えませんでした(涙)