hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

デザイン不評からweb運営について考える


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ある程度の規模に発展すると批判も出てくるもの。ユーザ側の意見を聞く必要もあるが、流されすぎないことも重要だと思う。
それはともかく、こんな記事を見つけました。
mixiもGREEも、コミュニティ運営は難しい? - CNET Japan


自分の周りで一番よく聞いたのは、スカスカした感じで、オレンジっぽくなくなったという点。確かにそうだなーと思ったけど、何でそれが嫌なのかよくわからなかった。

せっかく今までギッシリと埋め尽くすようにmixi上で活動してきたのに、余白が増えてガッカリした

なるほどな。せっかく育ててきたのに裏切られたような、そんな感覚が反感をかったのか。Webサービスは運営側だけのものじゃなくて、ユーザのものでもあるんだな。アカウントを取って、自分のページを持つ。これは所有欲に繋がる。自分のものだから、いいものにしようと努力する。その結果、裏切られたということか。
Webサービスでマイページがあるものを運営するときには、頭の片隅にいれておいた方がよさそうだ。


ところで、リンク先にもう一つ、ピンときた言葉があった。

「好き」の反対は「嫌い」ではなくて「無関心」で、たとえ批判であれ、積極的に意見を聞かせてくれるユーザーは運営者とのコミュニケーションを求めています。

ふむふむ。無関心の怖さはよくわかる。そういえば、任天堂社長が言ってたっけ。

「ライバルは他社ではなく、ユーザの無関心」


ユーザの意見を聞くために運営側からコミュニケーションの場を設ける必要がある。それも、敷居の低いものを。mixiの話題が目立つのも、ユーザが情報発信の場をいたるところに持っているからにほかならない。
ユーザの声を運営にどう反映させるかと悩む前に、ユーザの声を聞ける環境をもつ。サービスを運営するに当たって、その実現方法を検討するのは重要だ。