hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

仕事をしない技術


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一週間に4時間しか働かない人の仕事術ってのがあった。
1週間に4時間しか働かない人の仕事術 - himazu blog


内容は、パレートの法則、80対20の法則を徹底的に適応していくというもの。

自分の活動のどの20%が、80%の結果を生んでいるのかを見極めてることだ。そして、残りを大胆にかつ極力切り落とす。そのなかには瑣末でないことも含まれるだろうが、時間を使うには値しない。そして、重要な20%の活動の中から重複作業を見つけ出し効率化するのだ。

無駄を省くというよりは、必要な仕事しかしないという考えで実行する方がいいかもしれない。一日は24時間しかなく、大手の社長だろうがウチみたいな平社員だろうが、その条件は一緒である。有意義に使うためには、自分の能力を上げることより手間を省いた方が手っ取り早い。
現実逃避をする時間があるなら、その悩ませる問題を片付けてしまえ。


でも途中まで読んでて、これは経営者でないとできないやり方だなと思った。

最重要な極少数のことに集中し、どうでもいい多数のことを無視することをお勧めする。雇われの身でもそれは可能である。

こう書いてあるが、どうしても雇われの身で可能だとは思えない。上司に対する交渉力があれば別だろうけど。雇われの身であってもできることがあるなら教えて欲しい。
品質80%の成果物ならば、品質100%の成果物の20%程度の労力で完成するというのはよく感じることではあるが。それにしたって80%の品質で許してくれるかと言ったらそんなことはない。もし、納入したシステムが0.01%でも不具合を内包していたら、即リコールになるのだから*1


日常業務の中でうまく意識できればいいんだけどね。

*1:組込みコワス・・・