今年、OpenGLとOpenCVをいじるというのは、ほぼ確定になってきました。
ので、今後買った方がいいかな?と思った本をピックアップしてみました。
OpenGL
まずは、この本。
OpenGLプログラミングガイド 原著第5版posted with amazlet at 10.02.27
いわゆる、赤本と呼ばれているものです。
学生の時に買おうかどうか悩みましたが・・・この本、13000円以上します。で、結局買えませんでした。内容的には、これ以上はない、といったバイブル的なもので値段以上の価値があるようなのですが・・・
全くの初心者が手を出すにはちょっと・・・
原書もありますが、そちらの値段は良心的・・・。
半額以下で、情報もVersion3.0と3.1と最新です。
でも、これから3Dプログラミングやろうかってところで英語はかなりきつそう。
日本語でそこそこの本で学習してから赤本に行こうかなと思います。そこで目をつけているのがこれ。
Paul Matz
ピアソンエデュケーション
売り上げランキング: 186444
合わない人には合わないみたいだけど、OpenGLのよく使われる部分を効率良く学習するのにいいんじゃないかと思っている。この値段なら、技術書としては普通だし。
この本で要領をつかんで、さらに詳しく知りたくなったら、赤本に手を出してみようかと思う。
OpenCV
OpenCVは画像処理、画像認識のライブラリ。最近よく聞くようになった。画像認識には機械学習なども必要になってくるけど、このライブラリは学習についてもカバーしている・・・らしい。
公式サイトにサンプルもアップされているし、リファレンスも日本語で手に入る。けど、やはり一冊は指標になる本が欲しいところ。
となると、これですね。
詳解 OpenCV ―コンピュータビジョンライブラリを使った画像処理・認識posted with amazlet at 10.02.27おすすめ度の平均:初心者から研究者まで
この本、目次をみた感じだと、とてもよさそう。
おまけにiPhoneへの組込みや速度の改善方法も載っている。となれば、用途にこれ以上合うものはない。
数学とか
3次元を扱う以上、代数などの知識が必要になる。OpenGLの本などはその辺の知識があることを前提として記載されていることが多い。
ので、3次元グラフィックス向けの数学の本も欲しい。
が、今のところ、これは!という本がない・・・。
内容を見てみると、どれも同じような気がする・・・多分、代数の知識が足りなくて、どれを読んでも同じ式が書いてあるようにしか見えないのが原因だと思うのだけど・・・。
大学のときの線形代数の教科書を復習しながら、進めていこうかなぁ。
AR
拡張現実については、ARToolkitを使ってみたりソースコードを読んでみたりして勉強しようかなぁと思っている。とりあえず、この辺の本かなぁ。
3Dキャラクターが現実世界に誕生! ARToolKit拡張現実感プログラミング入門posted with amazlet at 10.02.27
ただ使うだけなら、このサイトを見れば十分な気がしなくもない・・・。
http://kougaku-navi.net/ARToolKit.html
でも、アルゴリズムの説明なども載っているみたいだし、それほど高くないから買ってみるのもありかなと思う。
この辺の技術をやるのは面白いけど、色々な技術要素を組み合わせて実現させる必要があるからそれなりの投資が必要ですね。
ちなみに、全部買うとすると・・・
OpenGL関連で20000円くらい、OpenCVで5000円、数学とARで10000円・・・って感じでしょうか・・・。うぅむ・・・。