Winny、ウィルス、マルウェアなど情報セキュリティ対策を推進する独立行政法人「情報処理推進機構」。その安全対策職員がファイル交換ソフトで情報流出の失態。
時事ドットコム
IPAのHPに用事があったけど繋がらなかったのはこのせいだったのね。
で、個人のPCだからあれやこれや流出して大変なことに。
言い訳。
同機構によると、男性職員は調査に対し、古い無料ソフトウエアを探すため、昨年１２月からファイル交換ソフトの「シェア」と「ウィニー」を自宅のパソコンで使ったと説明している。
無料ソフトウェアを探すならGoogleか窓の杜だろう。なぜ、禁止を推奨しているソフトを使う？
同機構の情報セキュリティのトップページ。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構：情報セキュリティ
クイックアクセスには、Winny対策の文字。
この手の流出は個人のPCで起こっても履歴書が保存してあったら、職場、住所、氏名、電話番号、年齢、経歴、その他が一撃で全世界共通の情報になってしまう。調査しなくても、その書類そのものが出てしまうから被害はでかい。
てか、こんな記事が。
同機構は経済産業省の所管で、国内で情報セキュリティー対策を推進する中心的な組織。ウェブサイトではファイル交換ソフトによる情報流出の予防を呼びかけているが、職員のファイル交換ソフト利用については注意喚起にとどめ、禁止はしていなかった。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20090106nt01.htm
他人には禁止、自分たちは問題ないという甘さ。今まで禁止していなかったから、該当の職員はお咎めなしかもしれない。
