hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

ブレーンストーミングを成功させる5つの条件


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アイディア会議などでよく使われるブレーンストーミング
その成功させる条件が、このコラムにあったので紹介。
http://nvc.nikkeibp.co.jp/free/COLUMN/20070606/108070/
多人数でやるブレーンストーミングだが、一人で考えるときにも参考になりそうだ。

1.参加者に不安があってはならない

ブレーンストーミングに限らず、アイディアを出す際には必ずリソースフルな状態でなければならない。それが絶対条件。萎縮しては前向きでいいアイディアなど出てくるわけがない。
上下関係があるとなかなかうまくいかない点かもしれない。ちょっと改めようと思う。
一人でやるときは、とにかくリソースフルな状態でやること。
もしそれができないなら・・・布団を被って寝てしまおう。ろくな思いつきができないなら時間の無駄だし、状況に追い討ちをかけかねない。


・・・なおリソースフルな状態というのは、以下のリンクが詳しい。
平本メソッド アイデアを生み出すための26の方法:紙を使った発想法 (1/2) - ITmedia エンタープライズ
ポジティブで楽しくて、あれもできる、これもできる・・・と発想できる状態だと解釈している。
この記事を書いている方の他の記事もよく参考にしている。人生を改善したいと思ったら読んでみるといいだろう。

2.十分な準備時間を用意しなければならない

事前に知識は必要だ、ということ。無からは何も生まれない・・・無から有を作り出すには長い年月が必要だ。
何も知識がない状態がゼロであるならば、多人数でブレーンストーミングしてもゼロのままだ。だとしたら、ブレーンストーミングは掛け算に違いない。初めにかけられる数を2や3にしておこう。


自主的に情報収集をする人が集まることにより、ブレーンストーミングが意味あるものになる。意識の高い精鋭チームにとって、ブレーンストーミングが有効なツールになる理由はここにある。

3.アイデアが出たら必ず行動する

マインドマップ用のツールにToDoリスト作成機能があるのは、このためだったのか。
どんなにすばらしいアイディアであっても、行動に出さなければないのと同じ。会議するための会議など意味がないのだ。


私は、発想法を試した後は必ず結果をタスクカードに落とし込んでいる。
やらなければ意味がないことは、すでに知っていたから。

4.必ず経験豊富な指導者を置くこと

これは疑問だが・・・最大の結果を出すためには必要なのかもしれない。
だが、全員がルールを知り、目的を持っているのであれば、それほど問題はないのではないか、と思っている。
それが、最大の成果を出さないにしても。


もっとも知識もモチベーションもない人が仕切ったら・・・そんなブレインストーミングは意味がないだろう。


5.基本的なルールを守ること

ブレーンストーミングを成功させるためには、次のルールを守ることが必要だ。

  • 批判厳禁
    • 批判された側が萎縮、またはその場で議論となってしまうため
  • 自由奔放
    • 夢物語でもよい。とにかく自由に。
  • 質より量
    • 質は求めない。量をどれだけ出せたかが成果に繋がる
  • 結合改善
    • 他の意見への便乗は大歓迎

判断はブレーンストーミングが終わったあとに行う。ブレーンストーミング自体は議論ではない。


というわけで5つの条件を紹介した。どれかひとつでも欠けるとうまくいかないのは経験上よく知っている。今後は少し意識して状況を改善したいと思う。


さて、この記事にはイノベーションという言葉が出てきた。意味がわからなかったので検索してみたが、これはいい言葉だと思った。その話は、また後日にでも。