以前、紹介した頭のいい人が儲からない理由 (講談社BIZ)という本の中のお話。この本を読んで俺は経営者向きじゃないな、と確信したのですが、その話は置いといて。
人脈は作るな
ある章のタイトルですが、このタイトルに釣れる人が結構いるらしい。たしかに、タイトルからは人脈そのものを作るな、と取れるが、本文を読むとそんなことはない。名刺の受け渡しのみで終わる人脈は必要ないといっているだけにすぎない。一度でもコンタクトを取った人脈は大事に育てていくべきだ。だが、その数は無尽蔵に増やすことはできない。だったら初めから、そんな中途半端な人脈は作らない方がいい。
いわゆる学生時代の友人だとか、趣味でつながったコミュニティなどは、自主的にコミュニケーションを取れる関係であり、この本が述べているような「作る人脈」には当てはまらない。著者の場合、学生時代に企業しているため、プライベートの関係とビジネスの関係があいまいになっているのだろう。
逆に、一見良好な関係*1であっても、切るべき人脈というものも存在する。それについては、この本よりも例の「一週間に4時間しか働かない仕事術」の方がよっぽど過激だ。
対して、プライベートの関係っていうのは特に切る切らないを意識しないはず。嫌な相手とは気がついたら疎遠になっているものだ。…利害関係があるとそうも言ってられないんだろうけど。
と、思うんですが、どうでしょうか？
それ以前の問題で、人脈は作るものではなくできるものではないかな･･･人脈作ろうと意気込んでフォーラム等に参加しても気に食わない人しか集まってなかったら作れないし。
*1:商売上の話ね
