hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

GTDの気づかなかった欠点


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やることを全て文章化、リストにし、頭の中をクリーンにする・・・
そんなストレスフリー仕事術のGTDだが、実践しているうちに欠点に気づいた。


全てのやることをリスト化するので、その内容を忘れることができないのだ。


前準備の時点でツールを問わず全ての項目が文章化されているはずだ。そして、一週間に一度、全てのリストを見直す*1。そのたびに、やりたいと思って「いた」ことを思い出す。
ここで、不要かどうかを判断して、ゴミ箱に放り込めばいいじゃないか・・・と思うかもしれない。GTDにもさり気なく、ゴミ箱アイコンが描かれている。しかし、これがなかなか難しい。多分、ほとんどの人が捨てられないんじゃないか?
だが、思いつく数の方が処理できる数を上回るため、捨てなければ収拾がつかなくなる。思いつきのようなものを後生大事にとっておって管理に時間がとられるのも馬鹿らしいといえば馬鹿らしい話だ。・・・でも捨てられない・・・


現在のところ、未完のタスクをゴミ箱に放り込めるのは、完全にそのタスクをやる必要がなくなったときだけだ。これは、周りの状況が変化した場合が多い。もしかしたら、能動的にタスクをゴミ箱に放り込んだことは一度もないのかもしれない。一度文章化したものを捨てるにはなかなか勇気のいることだ。


いつかやるリストが溜まりに溜まった人は意識して捨てる必要があるが、どうやって不要なものを見分けるか?基準作りをしなければ、いつかやるリストが崩壊しかねない。


例えば、

  • 実施不可能なものは捨てる
  • 思いついた日付をタスクカードに記入し、半年進展がなければ捨てる

などが基準として思いつくが、強制力に欠ける気もする。


または、捨てる前に「捨てる予備軍」リストを作ってみるのもありかもしれない。多少は気楽に放り込めるかも。先延ばしにしているだけかもしれないが…

*1:私の行っているGTD+Rというやり方では、全項目に目を通すのは一月に一度だが。