vimが他のエディタと全く違う概念がこれ。
モードっていうのがいくつかあってそれを行き来する。
- ノーマルモード : カーソルを移動したりするモード
- 挿入モード : いわゆる普通のメモ帳状態
- コマンドモード : コマンド入力でいろいろな処理が可能
- ビジュアルモード : 範囲指定をする
参考:Vimの使い方
文章を編集する際には、
ノーマルモードでカーソル移動
↓
挿入モードで文章を記述
↓
ノーマルモードに戻ってまた移動
こんな感じの流れになる。
エディタのくせにノーマルモードで文章が入力できないから恐れ入る。
その理由はvimの生い立ちにあるそうで。
その昔、vimの前身であるvi*1はラインエディタとして作られた。
ラインエディタというのは、コマンドラインで動作するエディタなのだが、
一行ずつしか閲覧、編集ができなかった。*2
そのため、viは、どのラインを編集するか?という位置決めをするのと、
実際に編集を行うのを明確にわけた。
それが↑のモードである。
このモードの概念が、そのままvimにまで残っている。
現在のスクリーンエディタじゃまず採用しないだろう仕様ではある。
それを受け入れて、現在でも多くのユーザを掴んでいるのには恐れ入る。
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ちなみに、カーソルキーやDEL、HOMEといったキーがなくても、
ちゃんと操作できるように設計されているのは、
当時、そういった特殊キーがないキーボードが存在したからである。
もちろん、ファンクションキーも全部空いている。
ので、自分で好きな機能をファンクションキーに割り当てることが可能^-^
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とりあえず、歴史的背景により、モード遷移しないとダメなことを理解。
当時はちゃんと意味があったんだなとわかったところで、
それを受け入れるために次回は移動系のキー操作をメモ。
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ちなみにこの記事は、vimで書きました^^