今年の7月に買った「聴くだけ作曲入門」に引き続き、「コード編曲法」を買ってみました。
まぁ、コード編曲法の前に、聴くだけ作曲入門の方の状況を先に書いておきます。
Chapter6まではなんとか理解したかな?という感じですが、Chapter7の近親調あたりから分からなくなり、ドミナント、ディミニッシュ、旋法、スケール周りが???
多分、Chapter7くらいから用語が急に増える印象で、ひとつずつクリアにしていかないとダメそうです。スケール周りは、なんでそのスケールがそのコードで使えるのかがよく分からず。キーボードを弾いてみて良ければオッケーみたいな感じで、確かにそうなんですが弾けない人間なので書いてあること以上のことを試そうとするとかなり時間がかかってしまいます。クロマティックスケールは、他のスケールと組み合わせることができること前提で書かれていて、どうして組み合わせることができるのかが不明。。マイナーコードで、ドリアン、フリジアン、エオリアン、ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー上行形が使えるのは理解できたのですが*1。
まぁ、色々書きましたが、これまで理論を全く知らなかったので、こんなことが書けること自体がすごい進歩です。音声番組と本、そしてキーボードがあれば、まだ自力で気が付けるところもありそうだし。
そんな状況なのですが、あるジャンルにはここまでが最低限必要!というのが分かった方が終わりが見えていいかなと思ったことと、作曲入門の途中に入っていたトランスのアレンジが気になったので、「コード編曲法」も買ってみました。
というわけで、ようやくコード編曲法の話^^;
コード編曲法は、初めに基礎知識として理論の話がダーッと書いてあって、そのあと各ジャンル向けに章別に解説が並んでいるような構成です。難易度順に書いてあるところが親切。ちなみに自分が作りたいジャンルのトランスは2番目に書いてありました。このあたりなら、作曲入門で理解できている範囲なので十分読めました。リズム隊の大切さを再認識。あと、あるモチーフから別のフレーズをどう作っていくかが勉強になります。
後半のジャンルはざっと聴いただけですが、作曲入門に出てきた用語が、こういう役に立つ、ここで使える、ということを知ることができるところがいいですね。作曲入門に戻ってもう一度理解してみようという気になります。サンプルの曲もかっこいいのでテンションが上がります。
コード編曲法 〜藤巻メソッド〜 内容紹介ムービー
今年は、音的な活動は理論に触れたところが最大の変化。なんのアウトプットも出せなかったけど、得た知識で来年は作曲を楽しめたらいいなと思います。
と、無理やり来年の抱負につなげたところで、今年最後の記事になりました。来年もよろしくおねがいいたします。