前後しますが、iPhone関係で初めて行ったセミナーです。主催はIGDA日本。
iPad発売されてから2週間くらい経って開催されました。場所はAppleStore銀座。一階は人であふれていましたが、それでも一段落したそうです。iPadおそるべし。
さて、今回のセミナーはアンケート調査から今後どうなっていくか考えましょうという変わった切り口の内容でした。
まぁ、自分なりにまとめるとですね、
今すぐリリースするなら『おやじが女の子にアピールできるアプリ』、普及してから出すなら『女性が振り向く話題性のあるアプリ』を作れ!
あと、『コンテンツ配信』もいい!コンテンツがあれば、だけど!
って感じかな!
っていうか・・・これ、ゲーム開発のセミナーだよね? orz
関連:第一回iPhoneアプリ開発勉強会に行ってきた - hellkite 日記と雑記とメモ。
続きにその場で書いたメモを置いときます。今回もまとめてはいないのであしからず。
第2シーズン一回目。
IGDA日本、運営は100名程度でやっている。
アスキーメディアワークス遠藤氏
iPadでプレゼンテーション。
twitter利用実態調査などもやった
本の宣伝。日本人がコンピュータを作った!
2005年春にデジタル音楽プレーヤーがMDプレーヤーを抜く。パソコンが必要にも関わらず。一ヶ月で三倍差をひっくり返した。
ここまでにネットが整備された。ニコニコ動画、mixi…2005年以前と以降で急激に変わる。
MCS、今年初めてやった調査
ネットのユーザー、一万分の一モデルを作って調査した。
iPhoneユーザってどんな人?
iPhoneユーザーは若くなってきている。今買っているのは、20代ポジティブ層。Macユーザの割合は低くなってきている。
ドコモは30代向けに宣伝している。
休日の過ごし方。デート率が高い。意外とアクティブ?
キャリアアップ思考が高い。
iPhoneは携帯とPCの中間的な存在ではない。メディアマシンで、外でだけ使われているものではない。
iPhoneはゲームをやっている人が結構買っている。
iPhoneは音楽で圧倒的なボリューム。
いくら使っているかというと、あまり使っていない。
iPadは誰が買っているか?購入意向調査。
注意する点は、以下の内容はiPad発売前の調査であること。
男性で年齢層も高い。
何に使いたいか?ビデオ、電子書籍が多い。
使用場所。ソファ、布団、モバイル。旅行先。
自宅の個室の机の上が一番多かった。・・・iPadはノートPCじゃないぞ。
なぜかiPhoneユーザはあまりいない。購入意向の年齢層にずれが出ていた。
まだ、使い方がわかっていない。今後一年で変わってくる。
アクセサリー需要は高い。購入年齢層も高いし高価でも売れる。
購読する新聞は、日経。ビジネスに関心が高い層だということがわかる。
Wii利用率は6割弱。
SNSゲームは誰がやっているか?
ソーシャルゲームは友達とのやりとり。30代も多い。
しかし、ゲームをたくさん買っている層は結構あきている。
メディアの状況は変化している。
20代男性は無料が定着している。
漫画、新品で買う人は50%を切っている!
音楽を楽しむ媒体はYoutube。
情報欲求が高い人は、新しい媒体に移っている。
ポニョを見ているのは20代女性の割合が多い。ただし、12才以下は入っていない。
ポニョを見ている人は、カジュアルゲームのコア層かもしれない。
ニコニコ動画は、地方メディア。Sony系が多い(?
パチスロはエヴァンゲリオンが多い。意外?パチンコからエヴァンゲリオンへ入ってきている人が多いのか?
郊外型パチンコ。TSUTAYAなどのコンテンツ消費スタイルが定着。
Androidはどうか?
現状では数字がない。
Androidは複雑。クラウドが中心。Androidであれば、有名アプリに合わせてやれば簡単なサービスでもいける。
iPhoneは究極にシンプル。クライアントに重点。
2年でiPhoneが盛り上がった理由
これまでのスマートフォンの層ではない人を掘り起こした。Appleは、シード。究極にシンプルにするのがApple。
複雑じゃないけど、使っていればかっこよくみえる。
実は、20代がパソコンを使っていない。日本の問題。日本は24位。深刻。
やるべきは、オヤジ向け。
iPadが売れた理由。ヨドバシはおやじばっかり。若い人がいない。
- 女性にモテる。合コン向け。
- iPhoneに乗り遅れたけど、iPadならキャッチアップできる。iPhoneは買わなかったけど、これは買う。
- 老眼でiPhoneが使えない。
- ビジネス誌がたくさん特集組んでる。アバターもそうだが、メディアが取り上げている。
- 運用がいらない。設定はなるべくやらせない。環境設定が一箇所。ファイルを管理するといったことはやらせない。
- 電子出版の関係者が買った。Appleの肩に乗ってビジネスをやる。日本の出版は長期低落なので、急ぐ必要はなさそう。
アプリ。払った金額はかなり低い。0円に向かっている。グローバルにやるしかない。波に乗る。Googleのサーバーは世界の7分の1のサーバーを持っている。ものすごく早い。そこの中でお宅のサービスを動かしませんか?というのがGoogleのクラウドサービス。
iモードがなかった頃を思い出せるか?
今後、ネットは緩やかな成長。日本は頭打ち。
ただし、iPadなんかは伸びるだろう。
iPhone4、モデルチェンジが早すぎないか?
Mac、マック2は三年で変わっている。それを考えるとそれほどでもない。
ユーザーが飽和したら変える。ユーザー体験を変える。競争したくないから、iPadを先に出した?微妙なタイミングで出てきた。
iPhone4
Appleはクローズド。あれは日本がやってきたこと。日本が80年代にやっていたこと。規格をつくって囲い込む。
一年二年で変えたくないだろう。
女性が増えたのは運用がいらないから。やりたくない。
Twitter。モバイルである価値に注目。
センサーがあるというのは、機械がこちらを見ているということ。
電子書籍利用したい人は、5.8%しかいなかった。Kindleを買いたい人は3%程度。多くはない。
使う目的も場所を取らないなど、ポジティブでない。
セカンドライフみたいに終わってしまう可能性がある。
ソーシャルコマース。ヘビーユーザー。尖ったことができる。客を知ればマニアックな事ができる。ニッチに向かっていたもの。ゼネラルなものは値段が下がってもうどうしようもない。
主流にはなってない。アフェリエイトの方が多い。
コンテンツのパワー。
新しい消費者像。何を提供するか?
ここ20年で一気にパラダイムが変わっている。サイクルが早くなっている。デジタルは寿命がない。
どう参加するか、というのが大事になっていくのではないだろうか。あまり新しいことは出てこない。