先月読んだ本を簡単に紹介。このエントリでは1冊につき3つほどコメントを書きます。なお、読んだ本には再読も含みます。
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試験勉強とロボコンに時間の大半を費やしているのでなかなかペースが上がりません・・・。今月はさらに少なくなる予定・・・。
ロジカルシンキング ノウハウ・ドゥハウ
ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ (PHP文庫 え 16-1)posted with amazlet at 08.09.07
分析、思考のツールを紹介している本。カタログのように利用できる。文庫サイズだけど、図も多くて結構よかった。
社員心得帖
社員心得帖 (PHP文庫)posted with amazlet at 08.09.07おすすめ度の平均:気配り
経営者ならびに全社員が読むべき本
当たり前のことなれど
前向きに働くための心得
なるほど
松下電器の創始者、松下幸之助の本。いくつかの著作からの引用なのかな・・・?
内容に目新しいものはありませんでした・・・っていうか、目新しいものがあったら社会人失格だと思うので、軽く読んでみてもいいかも。字が大きいのですぐ読めます。
えーっと、部下のやることを邪魔してはいけないのはわかりますが、あまりやりすぎると管理放棄みたいに映ってしまうのですが・・・一人一人に対してこれは任せられるけど、これは見てやらないとダメ、って感じにやらないといけないんでしょうね、きっと・・・。
私の行き方考え方
私の行き方考え方―わが半生の記録 (PHP文庫 マ 5-5)posted with amazlet at 08.09.07
上と同じく松下幸之助の本。どっちか読めと言われたら迷わずこっちを取ります。
自宅の一部を改造したような工場から始まって、有名な会社に成長していく様子がわかります。しかし、すごい人生を歩んでいるんだな・・・
この本からは学んだことが沢山あると思います。特に松下電池の前身が生まれるときの話とかは感慨深いです*1。
それにしても、日本にその名を轟かせたナショナルブランドが今月で廃止されてしまうのは、複雑な気分になります。
まとめ
私の行き方考え方が衝撃的でした。今の時代では通用しそうにないこともありますが、基本的な姿勢は変わらないんでしょうね。若干宗教的な部分が気になりますけど。
ところで、その松下電器は今月でその名を変えます。ナショナルブランドが消えて松下の名前も社名から消えてしまいます。その結果、創始者から受け継がれてきた血統が絶えてしまわないか心配になるとともに、その捨てようとしているブランドの重さに気付くことができました。
今でも、ナショナル=信頼って認識している人がいるくらいだしね。それを捨てようとしている松下電器は今後どうなるのでしょうか・・・。
*1:仕事柄関係があるので・・・