hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

B-CASカードって結局何なの?


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http://www.b-cas.co.jp/index1.htm
こんなカードがテレビを買ったときについてきた気がする。なんなんだかわからなくて有料云々って書いてあったから捨ててしまおうとゴミ箱に放り込んだら、地デジを見るために必要だというのでサルベージした。


もっとも、このカードをテレビに挿しても受信レベル0という驚異的な数字をたたき出す東京都北区東田端では地デジを見ることはできなかったのであった。合掌。


それはともかく。


こんな意味不明なカードが付いてくるのは何でかな?という素朴な疑問があったので、ネットを回ってたらこんな記事があった。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/e3b44ae168cda176cb937bf809bfe8ec


そういえば、ワンセグでも「暗号化されてます」って表示が出て見れないときがあったような・・・。地デジのチャンネルは全て暗号化されてて、それを復号するためにはB-CASカードが必要・・・というわけみたい。

その実態はよくわかりませんが、単体で売られているB-CASカードは1枚3000円。電機メーカーに一括して配布するときは割引するでしょうが、1枚1000円としても、これまで売れた3000万台で300億円。営業コストはゼロなので、原価は半導体の製造コストだけだから、かなり利益が出ていると思われます。


事実だとしたら、天下り先ぼろもうけ?
有料放送だけ保護すればいいと思いますけどね。アナログからデジタルになったら急に保護したくなった理由がよくわからない。たしかに、デジタルだと何度コピーしても劣化しないからそれで商売されると困るっていうのはわかりますけど。でも、テレビなんて家庭で個人が見るためにあるようなもんなんだから、無料放送に関しては個人利用の範疇ってことで暗号化する必要もないし、B-CASカードを全ての受信機に入れて配布する必要もない。
多分、おじいちゃんとかが新しくテレビを買ったら、B-CASカードを入れる必要があるなんてこと、気づかないと思うんだけどなぁ。無料放送は、誰でも平等に見ることができるのが、自然なことだと思うんだけど。