iPad miniは大きさは小さいものの、解像度はiPad2と同じです。開発者側からしてみれば、iPad mini専用に作り込まなくていいのは大きな利点。
何の苦労もなく裾野が広がった錯覚がありました。
でも、考えてみればiPad miniを求める層とiPadを求める層は違うような気がします。
ビジネス関係ならどちらでも大きな変化はなさそうです。実際にiPadとiPad miniを使うとき、目とiPadとの距離を考えれば、それほど差がないのでは。
一方で、鍵盤アプリなどは大きく操作性が変化します。
また、使うシチュエーションを考えてみると、iPadのように腰を据えて作業するのに比べて、移動中に気楽に使う機会の方が多いでしょう。
A6Xという最新のコアをiPadだけに載せてきたのも、Appleからのメッセージかもしれません。
高スペックなiPadにマッチしたアプリ。
機動力を得たiPad miniにマッチしたアプリ。
発売後、アプリランキングがどう動いていくのか興味があります。あまりなかったシンプルさを貫いたようなアプリが浮上してくるかもしれません。
