最近コーディングばっかりでそれ以外のことをする時間がなかなか取れないのですが、勉強会があるという話があったので行ってきました。
Blender勉強会@3331 ARTS CYD : ATND
ハンズオンの勉強会は初めてだったけど、楽しかったです。やっぱり実際に使いながら操作を覚えていくのが1番ですね。特に、最新版になって全く操作が変わったので勉強になりました。
運営もバタバタしている感がありましたが、手作り感があってよかったです。お手伝いとかできるようになれればいいんだけどね*1。
1番の収穫はモデリングの講座。ペットボトルみたいな形状でもどう作れるかを考えるとモデリングの労力が全然違う。自分が考えた作り方と講師の方の作り方の差を見て、ちゃんと考えなきゃと思いました。
あと、出版されたばかりのこちらの本を持っている人がたくさんいたり。
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雑誌はスルーしてしまったので、2.5の操作やテクニック覚えるためにも買っておこう。
今日の勉強会の各講義で印象に残ったことをメモしておきます。
あとは、忘れる前に時間作ってCGを作っていかないとですね。
モデリング講座
モデリングをするためには、「観察」「分解」「再構築」という手順を踏む必要がある。
実際のものを見れればいいけど、そうでない場合は下手でもいいから書き出すこと。
工業製品は、SpinとExtrudeの2つの機能だけで大抵作れると考えていい。その上で分解し、再構築することが大事。
Subdivisionモデファイアでいくらでも分解できるので、その形を作るための最低限の面を考えて作っていくこと。実際、チュートリアルのグラスのポリゴンモデルは上からみたら6角形程度だった。
ペットボトルも思った以上にポリゴン数が少なかった。そのくらい少ない方が編集が簡単でいい。
少ないポリゴン数で作るためには、やっぱり事前の分解と再構築が大事なんだろう。
これは今後意識しようと思う。
マテリアル、テクスチャ講座
ある程度は知っていましたが、2.56という最新版なので知らないことがたくさんあった。以前、Ray-Traceは面倒だったような記憶があるけど、今はそんなこともなくあっという間にそれっぽく見えるガラスの表現ができたりした。
これは、驚き。
テクスチャはInfluenceパネルで一元管理できるようになったようで、とても使いやすそう。アルファチャンネルの制御もできるのは知っていたけど、初めて使ってみた。単純なテクスチャでも面白い効果が出せると思う。
あと・・・UVマッピングは初心者には難しいけどCGやるなら絶対に必要だからちゃんと使えるようになること。
Rigify講座
トニーマレン氏の講義が受けられて感激した。プレゼン慣れしている様子。
リギングの新しいAdd-onの紹介だったけど、モデルを事前にアップしていなかったということで、会場内で長方形をいくつか繋げたモデルを作成することにw
モデルはボロボロなりに出来たけど、肝心のAdd-onがエラーで使えず・・・。同じバージョンのはずなのに・・・。
というわけで、観戦モードでした。
キャラクタアニメーションはやったことないけど、今回の話を聴く限りでは、このAdd-onを使うことでかなりの工数を削れるような印象を受けた。
Unity3D+Blender講座
どちらかというと、Unityでゲームを作るときの話がメイン。
Blenderからモデルデータ、アニメーションデータなど、そのままUnityに持っていけるみたい。Unity使うために他のモデラー使ったりコンバータ使ったりする必要はないということが確認できただけで十分かな。
それにしても、Unityって結構高いよね・・・。Free版でかなり作り込んでいけそうだったらiOS版購入してみるような感じかなぁ。
導入するなら、だけど。
BlenderでPython講座
以前見たサイトで、同心円上に立方体を配置したりするスクリプトとかあって気になっていました、BlenderでPython。
Blenderにコンソールが内蔵されているなんて知りませんでした。ScriptWindowに書いてAlt+Pで実行、という手段しかないのかと思ってた。
インタラクティブにスクリプトを実行できるならAPIのクセをつかめば書き捨てスクリプトでモデリングの補助ができるようになるかもしれない。
3Dプリンティングについて
意外と見時かな3Dプリンティング。データさえ作り込めば、リアルのオブジェクトにしてくれるサービスが存在するらしい。
費用が数千円からということで少し高い気もするけど、個人で全然手が出ないというわけでもない。結構身近なものなんだなぁと思った。
デジタル彫刻というアイデアが出てたけど、それもいいなと思った。
リアルなものとして手に入ることを想像しながらモデリングするのは刺激的になりそうだ。
*1:STAFFの募集しているみたい。