hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

ofxSimpleGuiTooをoF 0.9.3で使う


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作成中のアプリの変数の値をGUIで変更したり処理途中の画像を小さい窓のように表示させたり。そういったことをする必要性が出てきたので、openFrameworksのGUIライブラリを調べてみたところ、ofxSimpleGuiTooが便利そうだったので導入してみました。ofxGUIという標準のライブラリもあるのですが、APIを眺めていたところ画像を表示するような領域は作れなさそうだったので、ofxSimpleGuiTooを選択しました。

openFrameworksは現在最新の0.9.3です。
ofxSimpleGuiTooを以下からダウンロード。
github.com

DependenciesにofxMSAInteractiveObjectがあるので、こちらもダウンロード。
github.com

もうひとつのofxXmlSettingsはoFに標準で入っているので特にダウンロードは必要ありません。

ダウンロードして解凍したら、openFrameworksのaddonsフォルダに丸ごとコピー。テスト用にProjectGeneratorで新規にプロジェクトを作成します。
このとき、これらのaddonを選択します。

これで準備が完了しました。
サンプルコードをビルドしてみたらエラーが出ましたが、includeのパスを変更するだけでちゃんと動きました。
f:id:deis:20160609234124p:plain

ちなみにWindowsでも動きました。
数年更新が止まっているAddonらしいので最新のoFで動作するか心配でしたが、問題なさそうです。
ただ、自由にGUIの位置が変えられると思ったらそういう機能はないみたいです。ちょっと残念。