hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

書籍、How to Drawはスケッチのステップアップに最適


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本屋で見つけた良書。高額の部類に入る本だけど平積みになっていた。

スコット・ロバートソンのHow to Draw -オブジェクトに構造を与え、実現可能なモデルとして描く方法-
スコット・ロバートソン Scott Robertson トマス・バートリング Thomas Bertling
ボーンデジタル
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アニメのような絵を描くような本は、ピンキリでたくさん出版されているけれど、こういうメカニカルなアートの描き方がしっかり載っている本はなかなかない。それも、ここまで詳細に書いてあるのは初めてみた。ざっと目を通した感じだと、全体がチュートリアルのような形式になっているので、ステップアップしやすい気がする。線の引き方を知らないレベルでもオッケー。実際、フリーハンドでの直線の引き方が載っている。

さっそくやってみたが、直線引くの難しい。。。しかし、なるべくフリーハンドで直線と楕円を描くことで作画の速度が上がるとのこと。そして、作画の速度が上がることによって、時間単位に描ける枚数が増えて上手くなることを考えると必須のスキルなんだろう。

パースの取り方や考え方について、とても丁寧に説明されている。補助線の引き方から説明してあるが、それもなぜその線が必要なのかが書いてあるので分かり易い。CGとの関係も書いてあり勉強になる。というより、普段CGに慣れ親しんでいる人こそピンとくるのではないだろうか。
元々、絵を描くのは苦手なのだが、少しでもまともな図が描けると仕事においても役に立つだろうから、空いている時間に練習してみようと思っている。

ちなみに、続編として質感の描き方の本も出ている。こっちも気になっている。

スコット・ロバートソンのHow to Render : アイデアを明確に伝える 光と影、反射の描き方
スコット・ロバートソン Scott Robertson トマス・バートリング Thomas Bertling
ボーンデジタル
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