どっかのサイトで紹介されていたので読んでみました。読むまであまり期待していなかったけど、非常に参考になったので久しぶりにエントリ書いてみる。
勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)
- 作者: 梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: Kindle版
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各エピソードも興味深いものがありました。途中で介護の仕事やっているとは意外。しかし、ブランクがあっても自転車の乗り方を覚えているのと同じような感覚で全国レベルの強さを取り戻すことができるのは、それだけの経験があってのものなんだろう。
たかがゲーム、かもしれない。けど、自分にそこまで人と違う経験があるかというとない気がする。
日常で使えそうだな、と思ったポイントは以下の通りです。
...なんかべからず集のような形になってしまったけど。。
- 無理をしない
- 継続できなければ勝ち続けることはできない
- 目的と目標を同じにしない
- 目標は自然体で通過できなければならない
- 目標は一時的なイベントであり、そこで燃え尽きてはならない
- 頭を使うことでがむしゃらに取り組まない
- 効率を考え、研究や分析も大切にする
- 型にはまらない
- 言葉で説明できない強さが最強の強さ
これって前に読んだ本の内容に似てる。。特に最後の説明できない強さが最強の強さっていうところが、ドレイファスモデルでいう「達人」の特性っぽい。
リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法
- 作者: Andy Hunt,武舎広幸,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そう、リファクタリング・ウェットウェアを思い出しました。
「リファクタリング・ウェットウェア」を読み始めました - hellkite 日記と雑記とメモ。
生活を振り返って無理をしていると感じたら仕組みを作る。
仕組みが習慣になり、習慣が経験を産む。経験が人生の積み重ねだとしたら、今後の人生を組み立てるつもりで仕組みを作り上げていく真剣さが必要なんだろう。今がうまくいっていないなら、一旦止まって頭を使おう。
久しぶりに元気の出る何度も読みたい本にあえた。
当初は図書館で軽く読もうと思ったけど、ちゃんと購入しました。ゲームに抵抗がなければ読みやすくていい本だと思います。