アウトソーシングやべー、海外の技術者に価格じゃ勝てねー、でももう付加価値で競う時代じゃねー、もうダメポ。Androidやクラウドで誤魔化すしか・・・もうエンジニアは終わりだよ!
と、まぁそんなIT業界ですが、ここに来てスピード重視のプロトタイピングが重要視されてエンジニアに注目が集まっているそうです。
[jp]ネットビジネスの起業環境に見るエンジニアの重要性――サイバーエージェントCEOが語る | TechCrunch Japan
ソーシャル系のサービスやアプリっていうのはコンシューマ相手なのでどのくらいウケるか?というのはリリースしないとわからないものがあります。企画段階ではダメそうなものが、作ってみたらかなりいい、みたいな感じで。
外注するとなると、仕様書をきっちり作って予算案を通して・・・それから発注しないといけない。一ヶ月くらいそういうことに費やして、できたものをみていたらそれほどでもなかったり。仕様以上のものができる可能性は皆無だし、ちょっと修正したいと思ったときに、再度外注に出さないといけない・・・。
スピードが求められるネットビジネスでは、それではダメで、内製化して速度を上げていく必要があると。
今回、日本の企業からそういう考えが出てくるのはいい傾向かな、と思いました。
もっとそういう考えを持てばいいのに。
まぁ、この記事自体はエンジニアの重要性を訴える形になっているけど、スピーチのメモの内容はがっかりする内容ですね。エンジニアの価値が高まっているのにエンジニアの給料に反映しないというのは・・・しょせん、エンジニアは道具扱いですか。うーむ・・・。
アメーバにしてもインターネットのサービスの先行投資というのはエンジニアとクリエイターがカチャカチャとパソコンで作っただけ。
本当にこういう表現だったのかなぁ?こういう考えの経営者・マネージャの意識改革が起こればいいんだけど。
軽作業じゃないんだぞ。