どこぞの関係者が発表直前にその存在をゲロったりするほど盛り上がっていましたがタブレット型の新製品、iPadが発表されました。
スペックもほぼ噂どおり。
液晶は9.7インチの1024×768ドット。もちろん、マルチタッチ対応。大きさは、189.7×242.8×13.4mmだそう。わかりやすく用紙のサイズでいうと、B5*1くらいか。重さは、WiFiモデルが680g程度、WiFi+3Gモデルが730g。そう、3Gモデルが出てくる。
機能に関しては、盛りだくさんなのでこの辺で仕入れてください。
価格は499ドルから:Appleのタブレット端末は「iPad」――9.7型IPSパネル搭載でWi-Fi/3G対応の6モデル - ITmedia PC USER
Apple - iPad
個人的に、おぉっと思ったところをピックアップしていこうと思います。
値段
値段は、噂の半額、499ドルから。ネットブックに競合する値段。
現状では、マルチタスクを搭載していないようなので、パソコンのようには使えません。が、ネットブックやAmazonの電子ブックに正面からぶつかる覚悟みたい。
重さと大きさ
この辺で。
ASCII.jp:iPad実機速報! 「スペック値以上に軽く感じる」
MacBook Airの液晶部分のみを持ったような感じなんでしょうか。薄いため、スペック以上に軽く感じるみたいです。
Appleの製品は元々スペックの重さより軽く感じることが多いのですが、iPadも該当しそう。
iPhoneと大きさを比べている写真がありますが、これをみるとさすがに大きいですね。もっとも、iPod touchと同じようなことができるデバイスを、あまり大きさの変わらないもので作っても仕方がないので、大きめなのは正解だと思います。
この大きさなら、iPhoneでは難しかった細かいタッチ操作もできそうですね。
iPhone用アプリが動作する
これはすばらしい!ちゃんと動くようにして発表したことは大きいですね。
iPhoneに搭載されている全てのセンサを搭載しているわけではなさそう*2なので、一部動かないアプリもあると思いますが、iPhone用に作られたアプリが、そのまま動作する意味は大きいです。
開発側もわざわざiPod touch、iPhone、iPad用と3つのバージョンをリリースしなくてもいいみたい。もっとも画面の大きさなどに合わせてカスタマイズしたいとなると、ちゃんと作ってあげないといけないんだろうけど。
iPadケースとキーボード
結構大きいこともあり、ケースのオプションがある。写真を見る限り、立てかけることができたり、机の上に確度を付けて置いたりできる。これは必須のアイテムになりそう。
Doc付きのキーボードも発売。Appleのキーボードは気持ちいいので、これも期待。
iBooks
標準でインストールされているアプリケーションのひとつにiBooksという電子書籍アプリがあります。
本がネットで購読できるようになると、本棚がパンクしなくて済みます。問題は、日本の出版社が参加してくれないとあまり意味がないこと。
期待しています。