JRuby上のruby-processingでProcessingを楽しむならProcessingは不要な気もします。まぁ、本家は本家で入れておきました。
Processingのインストール
公式HPのDownloadページからダウンロード。
Processing.org
お手軽にやるならJAVAが含まれたパッケージをダウンロードしましょう。JAVAって何?って人も。
ダウンロードしたら、適当なフォルダでファイルを解凍すれば出来上がり。フォルダ内のprocessing.exeを起動してください。
起動したら、File-Exampleの中にサンプルがあるのでロードして実行してみましょう。コードの量は少ないので理解もしやすいと思います。少しパラメータを変えたりして楽しんでみるのもいいかも。
JRubyのインストール
ここからは、JRubyでprocessingしたい人が必要になります。まずは、JRubyの準備から。
公式からJRubyをダウンロードしてきますが、今のバージョンは1.2.0が最新だそうです。
http://dist.codehaus.org/jruby/
ダウンロードしたら、ファイルを解凍して適当なフォルダに展開します。『c:\jruby-120』に展開したとしましょうか。
JRubyはそれだけでは動きません。JAVAの環境が必要です。Java SDKをダウンロードしてくる必要があります。
Java SE - Downloads | Oracle Technology Network | Oracle
ここから、「JDK 6 Update 13」をダウンロードしてインストールしてください。
Java SDKのインストールができたら、環境変数を設定します。コントロールパネル-システムから以下を追加。
変数名 | 値 |
---|---|
JAVA_HOME | C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_13*1 |
JRUBY_HOME | C:\jruby-120*2 |
PATH | %JAVA_HOME%\bin;%JRUBY_HOME%\bin |
このあと、コマンドプロンプトで
jruby -v
ruby-processingのインストール
JRuby 上でProcessingが使えるようになるパッケージ、ruby-processing。これはRubyGemsに登録されているので、gemコマンドでインストールができる。Rubyだとgemsをインストールする必要があるんだけど、JRubyだとデフォルトで入っているので、次のコマンドを入力するだけ。
gem install ruby-processing --remote
これでいけるはずですが、もし、途中でエラーが出てしまった場合は、以下を参照してみてください。
- Proxyの設定が必要な場合があります。
- Proxyサーバを経由してURLをGETする - hellkite 日記と雑記とメモ。 ←最後のところにチラッと記述。
- インストール先のフォルダが書き込み禁止になっている場合があります。
ruby-processingがちゃんとインストールされたらrp5というコマンドが使用できるようになります。このrp5が動作するか確認しましょう。
rp5
簡単な使い方が表示されればOKです。多分一番使うことになるのは、「rp5 watch」コマンドだと思いますが・・・。