REASONとmicroKONTROLは相性抜群という話をよく聞いていたけど、実際のところちゃんと調べていなかったのでうまく使えていませんでした。で、ちょっと調べてみようかと思ったら、 Control_Surface_Details_Reason_4.pdfというマニュアルに各種コントローラのデフォルトマッピングについて、ちゃんと書いてありました。
DTM関連のマニュアルはキチンと読まないとだめだなぁ。
ただ、英語のものしかなかったので、簡単に訳してみました。英語苦手なんで間違えてたらすみませんけど。
コントローラについて
Reasonは、microKONTROLのオクターブシフトボタンを除く全てのボタン、パッド、スライダー、そしてエンコーダが利用できます。また、microKONTROL上のディスプレイには、パラメータの名前と値が表示されます。
コントロールしているデバイスによって各コントローラに割り当てられる機能が自動で切り替わります。さらにmicroKONTROL上のディスプレイに何が割り当てられているのかが表示されるので、非常に便利です。この手のディスプレイがついているMIDIコントローラで2万円以下というと microKONTROLくらいしか思いつきません。
デフォルトマッピング
メインLCDディスプレイには、今microKONTROLでコントロールされているデバイスの名前が表示されます。
"Setting"と"Scene"ボタンは、マスターキーボードのトラックを移動させます。
頻繁に使いそう。
パッチがあるデバイスは、"Message"と"Exit"ボタンでパッチを切り替えることができます。
パッチを切り替えられるのはいいけど・・・パッチの順番がどうなっているのか知らないので適当に音を探すのにしか使えないかな?
ジョイスティックは、左右でピッチベンド、上でModホイールの操作、下でブレスコントロール、ジョイスティックのボタンでchannel pressureに割り当てられています。
channel pressureってなんだろう??
多くのデバイスでは、パッドはデバイスのボタンに単純に割り当てられます。
エフェクタの場合は、パッドの1はon,off,bypass選択に割り当てられていることが多い。
Mixer 14:2
"Hex Lock"と"Enter"ボタンによって、コントロールするチャンネル(ch.1-8 or ch.9-14)を変更します。パッドボタンは13-16によって、エンコーダーでコントロールできるパラメータを決定します(pan,send1, send2,send3)。1〜8のパッドはミュートに割り当てられます。
Line Mixer 6:2
"HEX Lock"と"Enter"ボタンはエンコーダで操作できるパラメータを決定します(pan or send)。
Thor
"Hex Lock"と"Enter"ボタンはエンコーダー、スライダー、パッドボタンで操作できるパラメータを決定します(Filter Osc & Amp, Modulation , Sequencer1 または Sequencer2)。エンコーダーの1、2、およびパッドボタンの1、2はThorパネル上のロータリー1,2とコントロールボタン1,2に割り当てられます。
Thorパネルのコントロールが変化しないのはいい感じ。
Subtractor
"Hex Lock"と"Enter"ボタンはエンコーダー、スライダー、パッドボタンで操作できるパラメータを決定します(Filter & Amp, Osc または Mod)。
Thor、Malstromにも言えますけど、変更できるパラメータを制限することができるのは、弄る必要のないパラメータを弄ってしまって泥沼化することがなくなるので逆にいいかもしれません。
Malstrom
"Hex Lock"と"Enter"ボタンはエンコーダー、スライダー、パッドボタンで操作できるパラメータを決定します(Filter , Osc/Mod A または Osc/Mod B)。
NN-XT
パッドボタンでサンプルが再生できます。サンプルは、C2から半音階ずつ配置されています。
Redrum
1-8のドラムサウンドのみ操作できます。
"Hex Lock"と"Enter"ボタンで以下の4つのバリエーションを選ぶことができます。
- Pitch/Play
- Length/Play
- Pitch/Pattern
- Length/Pattern
Pitchは、エンコーダでドラムサウンドのピッチを、Lengthはドラムサウンドのレングスを操作できます。Playは、パッドでドラムサウンドが再生できます。Patternは同じくパッドでパターンの選択が可能です。
スライダーはいつでも各サウンドのレベルが調整できます。
microKONTROLでの操作に慣れてきたら9-10のスロットは使わなくなりそう・・・レイヤー専用と割り切ると逆に面白い音が作れるかもしれない。
あと、16ステップのシーケンサーは、キーボードか何かに割り当てたいところ。リズムの入力がキーでできるようになると作業効率が一気に上がりそうだけど・・・。
BV-512 Vocoder
スライダーはバンドレベルをコントロールできます。"Hex Lock"と"Enter"で簿コーダーバンドをコントロールできます。
Matrix
パッドの1-8でパターンのセレクト、9はRun button,12がPatternEnableスイッチ、13-16はバンクセレクトが可能です。
ReGroove
エンコーダ1-8はA1-A4のスライドとシャッフルがコントロール可能。
スライダー1-4はA1-A4のGroove amountがコントロールできる。
さて、あとは、REASONを起動するだけだ。
時間がないなぁ(涙)