MacOSXにはファストユーザスイッチという機能があった。簡単にいうと、ユーザを素早く切り替えることができる機能･･･ってそのまんまですけど･･･。
これが用途によってユーザを切り替えている自分にとってはとっても便利。
実際に使うには、システム環境設定から機能を有効にする必要がある。
動作としては、元いたユーザをログアウトさせずに他のユーザにログインする。すると、元のユーザの環境をバックグラウンドでフリーズさせたまま、他のユーザで作業をすることができる。ユーザの切り替えにかかる時間は数秒たらず。感覚的には5秒もあれば別ユーザに移動することが可能だ。
もちろん、元ユーザをしっかりログアウトさせて、別ユーザでログインした方がメモリも消費せず、実行速度も速い。だが、このすぐに環境を切り替えることができるというメリットの方がたいていの場合、大きいだろう。
5秒が長いか短いかは人によると思うが、頭の中を切り替えるのに必要な時間だと思えば気にならないものだ。
なお、機能の特性上、複数人で共有しているマシンで常用するのはやめておいた方がいいだろう。自分の場合は、音楽用とその他でユーザをわけているが*1、そういった場合に効果を発揮する機能だ。
画面のエフェクトを見るためだけに使ってみてもいいだろう。画面がくるっと回転するエフェクトなんだけど、ユーザが切り替わるためスクリーンショットがとれないので…^^;
*1:ちなみに音楽用は暗号化してないがその他の方は暗号化してある。
