大阪で買ってきますた。
DTM MAGAZINE 増刊 CV (キャラクターボーカル) 01 初音ミク 2008年 01月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 寺島情報企画
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: 雑誌
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これを買うことで頭が一杯で、ポカやった・・・
まぁ、それはどうでもいいや。
内容的には満足かなぁ。大体のことはわかった。気がする。
・・・体験版がついてるから、インストールすれば試せるんだけどMacメインってことと、14日の制限があるから二の足を踏んでて脳内シミュレーション。
まず、心臓部、VOCALOID2 Editorが使えないとお話にならない。打ち込みはこの画面で全部行うのか?ピアノロールですね。とてもとても苦手です。ん〜、ノートを入力したときに音のプレビューはできないのかな。音感ないからちょっと辛いね。歌詞を入力しないと「あ」と発音されるそうな。歌詞は、ノート1つ1つに入力する方法と、テキストデータを流し込む方法の2種類があるそうです。
また、ノートデータとして、Midiデータの読み込みが可能。
ってことは、ボーカル部分は適当にシーケンサーで仮入力するのが一番楽そう。で、VOCALOID2 EditorにMidiで取り込んで、歌詞データを流し込む。
それが終わったら、ミクがちゃんと歌えるようにチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマチマ修正作業をすれば、ミクの作業はおしまい。
Wavで吐き出して、DAWに取り込んで調整すればおk。
大変そうだ・・・。
しかも、読んで知ったけど、「〜は」は「〜わ」、「〜へ」は「〜え」と入力しないといけない・・・。まぁ、この辺は再生させれば変だなってわかるから1つずつ修正するんだろうけど。
声に表情をつけるためには色々なパラメータをいじらないといけない。このパラメータが思っていたより多くて驚いた。VOCALOID2 Editorのエンベロープ表示枠は1つしかなかったから。
- VEL(ベロシティ)
- 子音の長さの設定。サ行、ハ行に注意
- DYN(ダイナミクス)
- 声の強弱
- BRE(ブレシネス)
- 声に含まれる息の部分。ブレスするためにはそれ用にノートが必要
- BRI(ブライトネス)
- 声の明るさ
- CLE(クリアネス)
- 声の高音域。音の倍音を増やすことで声をシャープに。
- OPE(オープニング)
- 口の開け方。こんなパラメータがあったとは・・・
- GEN(ジェンダーファクター)
- フォルマントを決定する。数値低めで太い声に。小さいと甲高い声に。
- POR(ポルタメントタイミング)
- 音程が変化するタイミングを前後にずらす
- PIT(ピッチベンド)
- 音程を上下させる。たぶん一番難しくて重要なパラメータなんだろうな・・・
- PBS(ピッチベンドセンシティビティ)
- ピッチベンドで変化する音程の幅を指定
これだけのパラメータをいじるんですよ!!職人すごすぎる。
ちなみに、この本にはVOCALOIDの素片連結型歌声合成技術について、開発担当者の話が載っていた。結構重要なことが書いてあるっぽい。喋らせるテクニックについても言及されてます。単語を発音するとき、「アクセントのある部分でピッチが上がる」んじゃなくて、「アクセントのあとにピッチが下がる」んだって。へーへーへー。
最後の方に外部ツールの話と、動画編集の基本が載ってた。2ch発のツールは必須になる予感。
おまけで、ついついこれも買った。
- 出版社/メーカー: 寺島情報企画
- 発売日: 2008/01/08
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