hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

本にマーカーを引くことに抵抗がありますか?


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本を読んでいて、気になる一文が目に留まりました。そんなときどうしますか?

  • なにもしない
    • 5分後には忘れているでしょう*1
    • 時間を無駄にするだけ読む意味がないかと
  • ノートに書き込む
    • 読書家には読書ノートを持っている人が結構いるみたいです
  • 付箋を貼る
    • ノートに書き込んでる時間も場所もないという通勤読書家向き
    • 付箋がなくなったときに悲劇が待ってます
  • 隅を折る
    • 隅のところだけ倍の厚さになってる人をたまにみます
    • 借り物にはできません
  • マーカーを引く
    • 折るのと同様、借り物にはできません


自分の場合は、雑誌であれば隅を折ります。広告が多い雑誌なんかもありますからね、目に留まったページ数も雑誌の総ページ数に比べれば微々たるもの。それに雑誌は読み終わって落とし込みが終わったら捨ててしまう消耗品なので、ガシガシ折ります。また、雑誌は通勤時間中に目を通すことが多いので、道具の要らない方法がベストです。興味のあるページだったら、本文はほとんど読まずにとにかく折る、家に帰ってから折ったページを読んでみるというのが自分流。


このように雑誌は捨ててしまうものなので思い切った方法が取れるのですが、単行本などが問題です。なるべくなら綺麗に読みたいじゃないですか?
今までは、単行本に関しては何もしませんでした。付箋を貼ったことはありましたが、付箋がないときもあったので、そのうちやらなくなってしまいました。なぜ、何もしなかったかというと、自分の場合はいつか古本屋に売ろう、そのためには汚せないと考えてたようです。話題だから買ったけど、もしかしたら自分には合わない本かもしれない。古本屋に売るためには、綺麗にしないと。

しかし、これまで実際に古本屋に売った本は、漫画と小説くらいなもので、実用書に関しては一切売ったことがありませんでした。技術本はいつ参照するかわからないので、売ることができない。それ以外の自己啓発本などの本は元の値段が安い*2ため、売ったとしてもリターンが少ない。それよりその本を失うことによる損失の方が大きくなるのではないか。一週間に一冊読んだとして、月に一万円程度の経費しかかからない。であれば、売ることを考えてストレスを溜めて、時間を空費するなんて馬鹿らしいですよね?


そうなると冒頭のどの手段を選ぶかという選択にうつります。丁度ユビキタス・キャプチャーをやり始めた時期だったので、モレスキンにフレーズを書いていこうと思いました。しかし、実行して5分後、やめました。ノートに書くという時間が読書のリズムを狂わせるので非常にストレスが溜まるのが一点。時間の無駄から逃れたいと思っているのにただ書き写すのは、売りもしないのに値段を考える以上に無駄だということに気づいたのが二点目。ノートに書き写したものを見ながら、それに関連した思いつきをノートの別のページに書くのは至難の業*3だということ。


というわけで、マーカーを引くことに決めました。マインドマップを書く関係で、蛍光ペンを持ち歩いているので実用書を読むようなシチュエーションなら道具がないということは無いでしょう。また、マーカーを引くことで、そこに書いてある文が目に入ってくる効果もあります。ただ、ページの端を折るよりよさそうな感じです。
また、ノートには内容を書き写すのではなく、本に書かれたものに対して何を感じたか、何を思いついたかを書くことにしました。さらに付加価値をつけることができて、ブログのネタにできるようになれば言うことはないんですが。
通して読むごとに、マーカーの色を変えているという人もいました。何回か読むごとに気になる箇所が変動するので面白いとか。
本の読み方にも色々ありますね。他にもどんな読み方があるでしょうか?


***追記***

id:akizukidさんがブックマークで指摘してくれましたが、付箋も本によくありません。特に長時間つけると付箋ののりが紙に染み出して悲惨なことになります。Wikipediaの付箋の項目が詳しいですね。

付箋 - Wikipedia





なんか用途例が書いてありますね。意外に使えるものがあるかも。

  • 一抱えの仕事に取りかかる際のショートタスクリスト(リアルタイムロギング)

リアルタイムロギングっていうとなんかカコ(・∀・)イイ!!

*1:人間、3分までは平気ですが、5分経つと覚えている確率が急激に減るそうです。

*2:ハードカバー2000円程度の本は技術系の本に比べたらタダみたいな値段です<<すいません、麻痺ってます

*3:ユビキタス・キャプチャーに使用するノートは情報の分散を防ぐため一冊のみです