hellkite 日記と雑記とメモ。

Shiki Kazamaの駄文と音楽と、時々技術な感じ

「図解・ベイズ統計「超」入門」はベイズの入門に最適

仕事のテーマに自己位置推定という問題があり、その解説本として確率ロボティクスという本があることを知りました。これがそもそもの始まり。

確率ロボティクス (Mynavi Advanced Library)
マイナビ出版 (2015-04-02)
売り上げランキング: 19,600

バイブル的な本なのでとりあえず購入。
でもこれ、すっごい内容難しい!

そもそも、これを読むためには前提知識としてベイズ統計が必要らしいです。いろいろと調べてみた結果、確率ロボティクスを読むために必要な知識をまとめた記事があったので、これを参考にステップを踏んでいくことにしました。

myenigma.hatenablog.com

ここで、一番初めにあげられているのが、図解・ベイズ統計「超」入門。

そうはいっても絵が気になる。。
ただ実際に本屋に行って中身をみて買いましたが、簡単に読み切れる割にはベイズの定理とは何かがわかりやすく書いてあり正解でした。数式はほぼなく、図と言葉で説明しているので読み物として進めることができる点がわかりやすく感じた原因だと思います。この本を読んだ後に大学の統計学の教科書にベイズの数式が載っていたのを見つけましたが、この本と照らし合わせてようやく意味がわかりました。
とはいえ、簡単な例題も自力では解けないので、もう少しこの本のレベルで慣れ親しんでから次のステップに進んだ方がよさそうです。

それにしても大学のとき、ベイズが何に使われているのか知ることができれば、統計学に興味を持ったと思います。勿体無いことをしたと思うと同時に、学校ではその学問が何の役に立つのかという知識を与えて、生徒に学ぶ意味を伝えないとダメですね。役に立つイメージがないと理解も進まないしモチベーションも上がらないと思います。